高岡蒼甫さんのフジテレビ発言から感じたこと

皆さんもご存知かと思いますが、高岡蒼甫さん本人による一連の発言が物議を醸しています。
「フジテレビが韓国ドラマを放送しまくるのはけしからん。」
というのが彼の発言の趣旨だったと記憶しています。

さて、ツイッター上でのこの発言を受けて、高岡さんが所属する芸能事務所「スターダストプロモーション」は彼を解雇する旨を通知しました。
そして、高岡さんはブログで過去の辛い経験を語ります。自殺を図ったこともあるそうです。

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詳しくは上記に譲ります。

この一連の流れを受けてか知らず、台湾では「自国制作の番組が40%以下になってはならない。」という法案が近く通過するとの見通しです。

台湾国会で「韓流番組」規制法案が通過見込み | YUCASEE MEDIA(ゆかしメディア) | 最上級を刺激する総合情報サイト | 1

(まだ信憑性に乏しいので、参考程度になさってください。ソースは「聯合ニュース」とのことです。)

ここでは、高岡さんがフジテレビを批判したことについて私が感じたことを書きます。

今回の一番の問題は、「芸能人が公然と自分の意見を表明することはどうなの?」ということに尽きる気がします。それも特定可能な企業名を挙げて批判したことです。芸能人(特に俳優、女優など)はイメージが大事な職業でもあるので、今回の騒動を受けて芸能プロダクションは、やむなく彼を解雇したのではないでしょうか。

ここで、テレビニュースのコメンテーターを例に挙げれば、公然と自分の意見を述べることが彼らの仕事であり、意見を持たない人は降板させられるのが常でしょう。しかし、同じテレビを仕事にしている人でも、こと芸能人になれば極端に叩かれる人が出てくるのです。(コメンテーターが叩かれないと言っているわけではありません。)これっておかしくないですか?しかも同じ芸能人でも、和田アキ子は堂々発言OKで、高岡蒼甫は今回の件が示したようにNGを突きつけられたのが今の現状ですよね。私は思うんです。芸能人でも言論の自由を多めに見てあげましょうよと。確かに芸能人の影響力は強く、彼らの発言を無防備に信じ込んでしまう輩がある一定数存在するのは難点ですが、色んな意見を持った人が居てもいいじゃないですか。彼らの自由な発言を押さえ込むのはナンセンスだと思うんです。高岡さんがこれまで公然と自由な意見を言えなかったことも、彼のストレスに起因していたと思います。

皆さんはどう思いますか?